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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「プロデューサーズ」

「プロデューサーズ」よみうりホールで鑑賞

昨年夏、ブロードウェイのオリジナル版が日本初上陸、ほぼ同じ時期にジャニーズV6のイノッチと長野くんの演じる舞台があり私はこちらを鑑賞。半年ほど前のことなのでストーリーはわかっていました。始まると同時にそうそうこんな感じという思いがあって、とても舞台を意識したつくりになっているなあと思いました。舞台をそのまま撮影したような感じなのかなとも思いましたが、まるっきりそうでもなく、さすがにダンサーの数、エキストラの数、更に舞台っぽいけど奥行きを持たせた構成でした。がやっぱり奥行きはあっても横の幅は舞台サイズでした。オープニングの劇場の外の場面からとっても懐かしい感じさえ覚えましたし、事務所の中の構造も舞台とほぼ同じでした。あ、イノッチがやっていた役だとか長野君の役だとかこっそり比較して面白かったけど、やっぱり舞台は舞台の面白さがあるし、映画は映画の面白さがあるんだなと感じました。どちらがオリジナルに沿った作品かはわかりませんが舞台で見たときより更に映画はストーリーが広がっていてこれはこれで面白いと思いました。もともと舞台でもスピード感のある作品でしたが映画ではダンスなどに更にスピードが加速され、早回しのようなダンスが凄かったです。歌もさすがにブロードウェイの経験者たちを集めただけあって上手でした。というか、あのときのイノッチの歌がかなりかわいそうだった事を思い出しました。勿論編集もあるわけだけれど歌やダンスにハズレが無いので(舞台はハズレがあって楽しいのですが)安心してみていられます。それにしても、ユマ・サーマンは人間とは思えない。まるでバービー人形じゃない?身長が高い、スレンダーなボディ、それなりに見せてる胸。結構なお年ではあると思いますがあんな衣装を着けてもちっともいやらしくないし、無駄が無い。キレイすぎます。前回の舞台ではミュージカル以外の事務所の中でのやりとりが中心だったのに対し、こちらは舞台を中心に作られているところが大きな違い。舞台の中でウーラとレオが結構○○な関係を見せていましたがそれよりはあっさりとしていたと思います。最後の最後まで楽しんでエンドロールの後のオチには思わず拍手してしまいました。そしてその後にもまだ続きがあったし本当にうまく作ったなと思いました。落ち着いて最後まで見てくださいね!!試写の前に司会のお兄さんが「監督はスーザン・サランドン」といいました。まさか!と思いました。私だってそれぐらいわかるよ。逆にもしかして本当にスーザン・サランドンが監督していたらもっと評判になっていると思う。で、誰も突っつかないんですね。もう一度見てみたくなる楽しい作品です。★★★★☆
by chikat2183 | 2006-03-20 23:35 | 映画2006