「キャプテン・ウルフ」
2005年 10月 06日ヴィン・ディーゼルは相性が悪いと言うか、作品も記憶に残っておりません。「トリプルX」も「リディック」も見た記憶はありますがそれだけ。ムキムキの身体を活かしてアクションをするのでしょう?今回の作品はそのムキムキマン(死語?)がホームコメディに挑戦して全米では結構な成績を収めたのですよね。ちょっと期待していったけどはっきりいって今一でした。すべてが中途半端な感じ。コメディーとしてもアクションも、ドラマも…。ヴィン・ディーゼル自身はそれなりにこなしていたとは思いますけどね。有名な俳優さんは特別出ていなくて彼一人で奮闘していたと言う感じかなあ。ものすごく強くてスーパーヒーローも顔負けです。オープニングはかっこよくってサスペンステイストかなんてチョット期待したんだけどそれだけでした。ディズニーの子供向け作品として作ってあるのかなあ。そうだったら仕方ないけど。ウンチとかオナラとかそういうのをギャグに使っていると言うのは小さなお子ちゃま向けなのね。ドタバタしているのに眠気さえ感じてしまったのでした。(寝てないですけど)「スパイキッズ」にバンデラスが出てしまったといういう言う感じのショックすら覚えたのですが…。ヴィンディーゼルは終始真っ白のVのTシャツを着ており、他に何か無いのかと突っ込みたくなるくらい白が汚れない。笑った顔はなかなかチャーミングなのに、ミニ・ミーをでっかく成長させたみたいにしか見えなかったのですが。次女のルルちゃんのファイティングはかっこよかったよ。ホームコメディ路線でよくシュワちゃんがやっていましたけど、そこまで追いつかないのではないでしょうか?ムキムキ容姿でポストシュワルツェネッガーなんでしょう?なんだかね。最後にはお決まりの子供たちとも打ち解けて…そんな感じ。生まれ変わったヴィンディーゼルを期待した私が悪かったのかな。今日の試写状はシールになっていたのに。入場券として没収されました。もったいない、シールの価値が無いじゃない、って思っていたら終わったとき「お二人に1枚ずつお返しします。」って。初めからそんなことしないで見せるだけとかにすればいいのにと思いました。子供は喜ぶかも。★★☆☆☆