「ルパン」
2005年 08月 31日フランス映画。アルセーヌ・ルパンの生い立ち、何故泥棒になったかと言う過程が描かれています。主人公のルパンを演じるロマン・デュロス。フランスでは相当人気のある若手俳優しいです。私は初めてなんですが、なんか今ひとつ華が感じられません。ファンの方ごめんなさい。最近自分で、『フランス映画は性に合わない』と自覚したのですがそのせいもあるのかしら。主要キャストも余り多くないけど当時のフランス貴族の優雅な生活を映像にするとあまりにきらびやかでゴージャスでゴテゴテしているという感じ。ルパンの盗む宝石類はカルティエの超高級な品もの。これは見ていて圧巻。素晴らしいの一言でございますの。デパートの宝飾品売り場が歩いている…、みたいな。それをクリスティン・スコット・トーマスなんかがつけていて、あの色気むんむんのお姉さまがさらに美貌に磨きがかかると言ったところでございますの。しかし、このお姉さま、今回はちょっと意地悪な役どころ。どちらかと言えば悪女です。すごく役にはまっていてこれ以上のキャスティングは無かったのではないかと思いました。もう一人のヒロイン、エバ・グリーンは前作の「キングダム・オブ・ヘブン」よりか清楚できれい。これが彼女の持ち味なのではとおもいました。前作では余り顔にも印象が無くてはっきりこれがあれに出ていた女優サンなの?と思ったほど。女優さんは化けるのが仕事ですが、印象を残さないと言うのもちょっとかわいそうかな。こんな顔の女優さんだったのねと改めて思ったりしました。
この映画はGTFで見てそのままハワイに行ってしまって全くアップする時間が無くてそのうちにもうどんどん忘れているしだいでございます。トシには勝てないわ。だから早めに書いておかなければいけないのに。カルティエの宝石、衣装、中世貴族の生活。そんなものを楽しく拝見しました。と言う印象はあるのですが。そうそう。解説の人が言っていましたが、孫の「ルパン3世」の「カリオトロスの謎」は宮崎監督の作品ですけどあれにもかなり影響を受けて作ったとか言っていたっけ。でももう記憶が消されてる。★★★☆☆
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