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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

熊川哲也 Kバレエカンパニー

熊川哲也 Kバレエカンパニー   文京シビック大ホールで鑑賞
バランシン振り付け「放蕩息子」他 珠玉の名作たち 
第1部 『バッシング・ヴォイス』 振り付け 熊川哲也
第2部 『シンフォニック・ヴァリエーション』
第3部 『放蕩息子』振り付け ジョージ・バラシン 出演 熊川哲也
          
はっきりいってバレエと言うものを見たのは初めてだと思います。小学校2年のとき幼馴染のツネのバレエの発表会に行ったのが最初で最後。子供が子供のバレエを見て面白いわけも無く、なんかバレエを習っている親子って誰もがプライドがあってバレエは好きではなかった。去年、あさめちゃんが息子とクマテツをみてすっかりはまったと言うのでそれは結構面白いかもしれない。と思って取れると思わないでチケットを申し込んだらプレミアチケットが簡単に取れてしまって、それじゃあ行くしかないなあということで行きました。さて、15000円のチケットは高いよなあと思いながら…。とにかくバレエ見たことが無いので本当に子供がフリフリのチュチュをきて踊っている姿しか和からなくてそれが大人がやるんだろうなあと思い込んでいた私。それは幕が開いた時点で間違いだといj事が分かった。基本的なバレエの動きと言うものはあるのでしょうがバッハの曲がフルオーケストラの生演奏で心地よく耳に入ってきてダンサーたちの動きが究極の動き。まるで中国雑技団かアレグリアでも見ているようなアクロバチックな体がぐにょぐにょにねじれたり回転したり。結構クラッシックと言うよりは斬新なダンスです。耳も目も釘付け状態。これがバレエと言うものなのかと発見と言うか感動を覚えたのでした。そしてそれぞれの振り付けや演出によってもこんなに違うものなのかと言うものも改めて知りました。クマテツは最後の『放蕩息子』にしか出ないけどみんな彼が目当てと言うのもよく分かる。この『放蕩息子』のストーリーは聖書に出てくるたとえ話だけどそれはちょっぴり昔お勉強していたので知ってはいるけどクマテツが踊るとどうなるの?と言う興味。出てきて早々飛んだ!!!!うっはーーー、これがうわさのクマテツのジャンプ!!他のダンサーとは格段に違う高さと切れ味。クマテツはジェット・リーか?(すぐそういう人と一緒にしてしまう私は…)でも、この話どうやらここがクライマックスだったようでもう2度とジャンプしたりアンサンブルしたりすることが無かったのが残念だったなあ。もう1度くらい見たいよね。後はミュージカルのような構成になっていて(歌わないけど)ダンサーの演技と言うものにも注目させられた作品でした。15000円絶対高いけど高いと思わせない技術や質の高さに感激。
会場には高円宮妃と坂上みきさんの姿が見えました。
by chikat2183 | 2005-08-29 22:44 | 舞台