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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「マイ・ブラザー」

「マイ・ブラザー」TOHOシネマズみゆき座で観賞
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2004年公開のデンマーク映画「ある愛の風景」がオリジナル。
当時、このキャストで既にリメイクが決定しており評判になっていました。
が、私はすっかりそんなリメイクの話も忘れ全くのオリジナルものだと思って見ていました。
でもやっぱりなんかね、何かをパクっている感じがしていたんです。
リメイクだったんだ…。
若き実力派3人が作り出した家族の問題。
若いなら若いなりに問題は大きなはず。
トビーが壊れていく姿が痛々しく、涙ものです。
とはいっても、私はどちらかというとジェイクの危ない若者の方が好きなんです。
若手ではジェイクとマカボイくんの頼りなさがなんか好き。
自分は志願兵で地獄を見ている間、精神的にはすっかり恋愛状態になっている妻と弟。
兄が死んでいると思い込んでいるのに、必死で一線を超えずにお互いを尊重し合っている二人の姿がこれまた痛々しい。
この前見た韓国映画のDVDで
「欧米ではキスは挨拶代り…」
というセリフがあってその状況をごまかしていたんだけど、そんなごまかしもきかないような二人の愛情表現とそれを更に疑う兄。
トビーのやつれた姿は今でも鮮明に目に焼き付いています。
それまでにもガリガリ君になって演技していたんですね。
彼は部下を殺したという罪を一生背負っていくわけで、立ち直るのか直らないのか実際微妙な状態だと思う。
オリジナルも大人の雰囲気で良かったですが、このリメイクもなかなかの出来栄えだったと思いました。
★★★★★★★☆☆☆
by chikat2183 | 2010-06-27 17:23 | 映画2010