てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「告白」

「告白」TOHOシネマズ日劇で観賞
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中島哲也監督の華やかな世界が結構お気に入りで、おどろおどろしいといわれていたこの作品も、そんなに暗い作品だとは思っていませんでした。
確かに話の内容が復習だとか恨みだとかなので恐いといえば恐いですが、絶対に華やかな部分があって恐さは感じないだろうと予想していました。
確かに恐いんです。
それはほぼモノクロに作られた画像とか、松たか子の話しっぷりとかそんなところから受けるものでぐさっと突き刺すような恐さはありませんでした。
モノクロに近い世界というのは監督の「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」といった原色の世界と相対するものでトーンを落とすというよりも暗黒の世界に入り込んだ表現と感じました。
松たか子は表情一つ変えず、演技というよりは歩きながら朗読をしている感じ。
感情表現が一切なしという恐さです。
同じ恐怖を感じている木村佳乃(彼女も中学生のお母さん役やるのね)が演じる母親とこれも対称的。
余談ですが木村佳乃の筆耕さんがすごくて、ほれぼれです。
あんな美しい文字を書いてみたいものです。
岡田将生くんは新人教諭ですが、頼りなさ満開でそれでもかわいい。
高校生役卒業です。
どうやら彼は英語教師なんだけどそこで子供たちにミュージカル仕立てで歌わせるところなんて監督の遊び心がうかがわれました。
沢山のスローモーションとかストップモーションで心の中の動きを表現する方法がとられていましたが、モノクロな世界の中でもかなり美しい映像でした。
中学生のイジメの世界って確かにこんな感じだったような曖昧な記憶ではありますが、一番は母親の子供に対する愛情表現の仕方を写しだした作品なんだと思いました。
★★★★★★★★☆☆
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by chikat2183 | 2010-06-06 22:56 | 映画2010 | Comments(2)
Commented by mariyon at 2010-06-12 09:50 x
お久しぶりです。
おもしろかったです。じわじわときました。
監督の演技指導なのか、とにかく、誰もかもがうまい。
子供のうまさにも驚きました。

子育てに恐怖を感じる映画でした。
Commented by chikat2183 at 2010-06-13 19:02
※mariyonさま

こんばんは
中島監督は、あんな作風こんな作風、工夫があって面白いですね。
この先楽しみです。

どっか~ん、な~んてね!
流行語大賞になりそうです。(笑)