「しあわせの隠れ場所」
2010年 03月 26日サンドラ・ブロックが賞を取るかどうかとさんざん騒がれていたある日。
土曜の早朝だったにもかかわらず、激混み。
さらに、隣に座った少年(高校生くらい)がどうやら知的障害だったらしく、ずっと口をあけたまま観賞している。
というか、口臭がひどいの。
母親と来ている大人しい少年なのだと思っていたらば、両親と来ていたらしく、途中でトイレにたった時もパパがついていった。
そこで知的障害だったと気がつきました。
なんで両親の間に座らないかなあ。
その前にあまりに臭いので「臭いから口を閉じてください。」って言おうかと思ったのですが、そんなこと、母親が言う事だろうし、いつか注意すると思ってたんだけど、言っても無理だったわけで、それでも親としてはもう臭いになれちゃっていて気にならなくなっているんでしょうか。
普通だったら、臭くない対策を練ると思うけど…。
気がつかない臭いではないと思うし、口呼吸がうるさい、気になる。
なわけで、映画前半はほとんど集中できなかったのでした。
そういう親子が見ているという事はなにかこの作品に通じるものがあったのでしょうね。
サンドラ・ブロックそのものがおせっかいなおばさんの役で、これが意外にもいつもの元気のいい、気が強いサンドラ・ブロックのイメージを壊さずに作られていたので、いい感じでした。
それにしてもこの家族、みんないい人たちだよね。
こういう家族作りたいって思う。
夢のようなお話ですが、実話なんですね。
拾われた少年も運がいいというか、才能を認められて幸せだなあとみている側もほんのり暖かくなりました。
みんながいい人でなかったら、あの状況は生まれない。
そうしたら、一人の人間の大きな才能が生かされずに終わってしまう。
いろいろ考えさせられる作品でした。
確かに、サンドラ・ブロックかっこいいと思った。
美人じゃあないのにすごいキレイ。
女優さんですものね。
彼女を見直さないといけないですね。
★★★★★★★☆☆☆