「母なる証明」
2009年 11月 01日カンヌで大絶賛というので、期待していきましたが、確かに内容は重たく、オンマは偉大。
しかし、各映画評を読むたびにウォンビンを褒めていたけど、そんなにいいか?
たぶん知的障害のある息子を演じているんだけど、そこにいてセリフ言っているだけにすぎす、かなり期待外れ。
もっともっと上手い役者使ったら作品としてもっと評価が高くなったはず。
兵役後の復帰作なのはいいけど、ウォンビン自身も選ぶ作品を間違えたんじゃないでしょうか?
もともと、主演作があるわけでもないし、人気先行気味だったし、ドラマも私は「秋の童話」しか見たことないけど、なんかスケールちっちゃい。
すみません、ウォンビンファンのみなさん。
この作品見終わったあとに偶然にもいただいたメール
「世間が言うほどちっとも良くない…。」
思わず、そのとおりと乗っかってしまいました。
知的障害を演じた役者はたくさんいましたが、みんな上手なのに、彼に関して言えば説明がすべてセリフという残念な結果でした。
しかし、オンマ役のキム・ヘジャさんはすごい。
いきなり野原でのダンスのシーンから入ったので監督もとにかくこの人を見なさいというメッセージを受け取ったようでした。
話は息子を信じる母が犯人を捜し、成り行き上2転3転。
この涙ぐましい母親の姿は行き過ぎ感もなくはないけど多少教官は持てます。
知的障害の一人息子を守るのは自分しかいない。
ひとりで生きる方法を教えるのは難しいかもしれないけどどうしても過保護になってしまう。
本当に難しい問題。
とにかく、キム・ヘジャさんに拍手。