「火天の城」
2009年 09月 22日立て続けの時代劇の中にあっては一番硬派な作品。
それもそのはず西田敏行、大竹しのぶというベテランが中心という渋いもの。
そのほかの俳優陣もものすごく豪華な顔ぶれでした。
遠藤君や河本も何気に出てたし。
遠藤君の役は何ですかね。
ただし、最後のワイヤーアクションだか何だか、水野美紀が変身しちゃったのがなんなんだか?
作品を壊してしまったワンシーンでした。
あのへんもアナログに作ったほうが面白かったと思うんですが、いきなりマンガになっちゃったから観客はみんな驚いてしまうでしょう。
西田サマも時代には少し太めすぎるかなあ。
椎名桔平の殿様もかっこよかった。
城の大黒柱がどのようにしておかれるかとか、クライマックスのその柱を削るシーンとか力が入るシーンも多く、若い人たちにはなかなかとっつきにくい話かもしれませんが、たぶん中高年には好かれる作品だと思いました。
石田卓也くん、この中に入ってしまうとかなり影が薄いです。
CGなんて使わないでほしかったなあと最後まで残念に思ってしまいました。
★★★★★★★☆☆☆