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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「カムイ外伝」

「カムイ外伝」試写会 よみうりホールで鑑賞
「カムイ外伝」_d0020834_16192019.jpg

上映前に崔洋一監督の挨拶がありました。
司会者の一人もいない、本当に本当に挨拶といったもの。
でも監督さんロックのリズムで登場、ノリノリで力の入れようがわかります。
ほんのちょっぴりメッセージを送ったという監督の話、メッセージわからなかったんですけど…。
どうしましょう。

松山ケンイチくんは若いけど何でも出来る子だからたぶんこんな漫画のキャラクターも無難にこなしてしまうだろうとは思っていましたが、実は小さい頃から知っているカムイのキャラクターってもっと幼いかわいい感じがしてたんです。
ケンイチくんの割とガタイの大きい男性的なつくりとはちょっと違うんじゃないかって。
でも、そこは松山ケンイチですからこれだと思わせてしまえばそうなんです、カムイになってしまうんです。
といってサンデーをずっと読んでいたわけではなくてストーリーはよく知りませんでした。
だからいつもとは違ってすんなり入り込めたかもしれません。
まず豪華キャスト。
佐藤浩市なんてほとんど最後まで誰だかわからなかった。
わかった途端に納得しちゃうみたいなところがありました。
くノ一忍者二人はいまいち。
二人とも腰が引いてて決めポーズが決まらない、動きも鈍い。
小雪ってアクションみたことなかったけど本当にこんな下手でキャスティングされているのか不思議でした。
芦名星なんて衣装も全く似合ってないし。
とにかくアクションものにへたくそが出てくると興ざめ。
そんな女性陣の中ではまだ16歳の大後寿々花ちゃんはすごい存在感。
大きな仕事沢山こなしているだけの事あってこの先も注目です。
とにかく、CGとワイヤーアクションが派手に使われていて日本の映画としてはかなり珍しいものになっています。
さぞかし撮影も大変だったろうと思うことが沢山。
ストーリーよりもそういうシーンの派手さに目が行ってしまいます。
松山ケンイチの乗馬シーンやワイヤーシーン水中のシーンなど見所は沢山ありますが、一番面白かったのは伊藤英明クンの悪役かな?
柔らかいイメージであまり好きではないけど、このキャラクターはよく作りこまれててなかなかいいと思いました。
もともと海猿なんかでもアクションはしていますがチャンバラはみたことなかったから新鮮でした。
アクション大作のいいところは何も考えずに楽しめるところ。
沖縄の美しい海、派手なアクション、誰でも楽しめる作品になっています。
★★★★★★★☆☆☆
by chikat2183 | 2009-08-25 22:43 | 映画2009