「セントアンナの奇跡」
2009年 07月 16日作品情報も読まずに行ったのはちょっと失敗。
作品がいいとか悪いとかいう前に、戦争映画なのです。
2時間半という尺の長さの大半が戦争のシーンというのは私にはきついです。
かなり残虐なシーンが多い戦争映画なのでこれは見る人を選ぶでしょう。
しかしながら、感動的なストーリーというか、心やさしい兵士たちの子供を守ろうとする態度には非常に心を打たれます。
そしてトスカーナの美しい景色。
なんだかんだいってもやっぱり戦争は止めようという教訓です。
奇跡は起こったけれども、奇跡を願う兵士たちの気持ちが美しく、物哀しい。
本当の戦争はもっともっとシビアなものだと思いますが、こんなにかなしい戦争は起こしてはいけないと今回も感じさせられました。
★★★★★★★☆☆☆